■出会いを成就させるために
「いい相手にめぐり合わない」という場合、主に3つのパターンに分かれます。
・結婚・恋愛を予感する出会いがない場合
・出会いはあってもモテない場合
・出会いのチャンスがほとんどない場合
それぞれを解決する詳細は、
▼結婚・恋愛を予感する出会いがない場合
▼出会いはあってもモテない場合
▼出会いのチャンスがほとんどない場合
■無料のチャンステスト
恋人候補プロフィールと恋愛傾向の診断結果を無料でさしあげています。
ピッタリの彼(彼女)なら、絶対楽しい♪ ⇒ [無料診断へ]
モーツァルト 歌劇《フィガロの結婚》 フィレンツェ歌劇場 2003年
やや演技が過剰か |
2003年10月のフィレンツェ歌劇場でのライブ収録。指揮ズビン・メータ、演出ジョナサン・ミラー。最新の録画なので映像は限りなく鮮明だ。茶色系統を主とした落ち着いた部屋に、柱や窓をうまく配して、光線を巧みに変容させる舞台は見事。スザンナ役のパトリツィア・チョーフィは知的な"奥様顔"なので、伯爵夫人とのバランスという点で、かすかな違和感が。伯爵夫人のエテーリ・グヴァザーヴァは、シベリア生まれのグルジア系の人だが、情感と気品を兼ね備えた名演。
全体は、ここ十数年のオペラの「演劇化」に沿う演出だが、歌手がやや動き過ぎかもしれない。伯爵やケルビーノが女性の体に触りまくるのも鬱陶しい。第4幕の、マルチェリーナとバジリオのアリアはカットされたが、脇役にもしっかり表現の場を与えたモーツァルトの意図は尊重されるべきだと思う。訳詞が通常と少し違う、新しいものになっている箇所がいくつかある。
ミラーの演出 |
「フィガロの結婚」は人気作品なので、名盤といわれているものも多いですが、世紀が替わってからの上演の記録が少なくて、ミラーの演出ということもあって購入しました。
ミラー演出のフィガロは、91年のウィーンでの上演のものもあり名盤といわれていますが、入手が困難で(再盤を望む)比較ができないのですが、この盤は、セットや衣装も簡素ながら奇を衒ったものではなく、こまかな部分まできちんと演技が行われていて、イタリア人中心のキャストということもあって、レチタチーヴォも軽快で、芝居としてよくできたフィガロという印象を受けます。クヴァザーヴァの伯爵夫人も愁いを帯びた外見がロジーナのイメージにピッタリで、伯爵やケルビーノも外見、演技ともに映像としてよくできた上演だと思います。
反面、音楽の面では、フィガロの「愛の蝶」のところでメータの指揮がついていけなかったり、4幕のスザンナのアリアで、チョーフィが演技過剰で、もう少ししっとり歌って欲しかったなというところがあって、星一つ減となりました。
フィガロのDVDはいくつか持っていますが、芝居としてきちんとつくってあるものとして、1枚ぜひ持っていたい盤だと思います。